
三浦半島の、真ん中を貫いて走っているヨコハマ・ヨコスカ道路の両脇の山には
こんなにあったかと思うほどの桜が咲いて、今日はこのあいだまで整備事業のため
高い囲いに覆われていた段葛が、三日前についに完成したと聞いて久々の鎌倉攻め。

朝比奈インターから、鶴ヶ丘八幡の横っ腹に出ようと目論んだが 降りるとすぐに長蛇のクルマの列。
こりゃいけねぇやと、逗子を廻り海側から攻め入った。
段葛とは、鶴ヶ丘八幡までの参道で 車道より一段高くなってる歩道のこと。
雨が降るたびに道がぬかるみ、歩きやすくするために高くしたとか、
攻められ難くする戦略的なイミがあるとかいろいろ言われているが、
参道をささえる石積みの修復と 立ち枯れが目立った桜の植え替えのための工事を
長いことやっていて、オレなんかつい去年ぐらいから鎌倉通いを始めたんだが
いつ行っても無粋な高い工事塀があったのが、やっとスッキリした?

四月というに、この寒さで冬のジャケットを引っ張り出し 大勢の見物客達も同じに冬の装いだが
両側に植えられた若い桜の木を見上げながら 参道をブラブラすれば、ちょっとポカポカ。
イヌは間違ってオシッコしちゃいけないと、

一段下の歩道。

新しい石積みと、若い桜の木に人力車もお似合い。

さいご、記念撮影にとイヌも段葛に上げてパチリ。

ナニのあとをついてマゴのオミヤゲを買ったあと、七里ガ浜散歩。

イヌも春の海風にハナをひくひくさせておつかれさん。

しかし、あの桜並木がリッパに育つのにあと何年かかるんだ?
そのころにゃオレ達ャ、とっくにあの世だな。