
人類最強 イ・セドル九段がコンピューター人工知能「アルファ碁」に連敗し
その負け方も 完敗に近いものがあったが 一応五戦やって三勝したほうが勝ちということで
大事な二局を捨てて、ここから巻き返すのがセドル流?きっと対策を練ってきたはず、
戦前の人間絶対有利の下馬評が正反対の結果になってるにもかかわらず まだ人間に期待しながら
マア、負けるにしても最後を見届けてやろうじゃないかと 今日もパソコンの前に座り込み・・・
今日は人間が黒、コンピューターが白。
白、ここに打ち込んで戦いの火ぶたが切られたが
もっともコンピューターに 連勝した慢心なんてあるわけもなく、むしろ二戦してより強くなってる?
今日も 序盤から早くもコンピューターのほうが押し気味。
人間の手にヤキモチを焼くわけでもなく、急がずじっくり
打たれてみると、なるほどな~~と感心する。
イ・セドルがいい手を見つけても、コンピューターが見逃してるにはワケがあるんだろうと
疑心暗鬼になってる?というのはヘボのオレの思い過ごしかもしれないが
いつのまにか 下辺の白地が大きくなって、このままじゃ黒地が足りない。

もう、人間もヤケノヤンパチか勝負手か それとも投げ場を求めた手か
こんなところに打ち込んできて

しかし こんなんが手になったんじゃコンピューターも火を噴くな~と見ていたら

セドルもさる者、三戦にして初めてコウに持ち込み、
コンピューターはどれだけコウに対処できるかと戦前からサンザンいわれてきて 大見ものになったが
とにかく計算は絶対のコンピューター、見事なまでに指しきって 圧倒的な3連勝で勝負アリ。
今日、時代が変わった節目をしかと見届けた。
コンピューターのソフトは人間が作ったものだっていったって、作った人達の棋力なんて知れたもの。
古今東西の棋譜を覚え、学習応用していくコンピューターには これから永久に人間は勝てない。
まあ、そういう時代になったということだな。
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