
ちょいと江の島詣でと、藤沢を抜けたはいいが、
まだ江の島の影も見えないのに大渋滞。
こりゃ島の駐車場に入るころには日が暮れちゃうぞと、左に曲がって小動(こゆるぎ)の交差点から逆戻り。
海沿いの道は暖かく、景色もいいし丁度良いドライブじゃ。

おっ、こんなところに温泉!ちょっと寄ってこう。
ナニとイヌは向かいの公園を散歩。一人で飛び込んだが、これが小さめながら結構な温泉。
茶褐色の湯は底も見えず、おそるおそる足を突っ込めばとりあえず段差があり、その下は普通の深さ。
ヨシヨシと湯にどっぷり浸かってア~いい湯・・・ イケネ。
元旦のテトラで蹴つまづいた右足親指は、内出血こそひいたもののまだ少しハレが残り
ウチでは、親指だけ出して風呂に入ってる。
あわてて湯気にけぶる温泉の真ん中に親指を突きだして、
う~んなかなかいい画だ。カメラ持ってくりゃ良かったな。
タオルはクルマのトランクから持参したが、それでも1400円はちょい高め?
まァ、白いタオルがベージュ色に染まっちゃっても、
入る前に地元だというジーサンにココ初めてだというと、「暖まりますよ」
と言われた通りにとてもいい温泉だった。

向かいの公園には「史蹟 稲村ヶ崎新田義貞徒渉傳説地」の石碑。
唱歌に ♪七里ガ浜の磯伝い 稲村ヶ崎名将の 剣投ぜし古戦場 と歌われたのはここか。
うしろの大きな石碑には明治天皇の御歌 「投げ入れし つるぎの光あらはれて 千尋の海も陸となりぬる」

由比ガ浜と七里ガ浜を分けるように相模湾に突き出た稲村ガ崎は、新田義貞 鎌倉攻めの際の古戦場。
新田義貞が海に黄金の太刀を投げ入れ龍神に祈願すると、にわかに潮が引き新田勢は干潟を走り抜けて
鎌倉に攻め入ったとされる伝説、しかしオトタチバナヒメはわが身を投げ入れたというに片や黄金の太刀か・・・
まあ、深く追求するハナシではない。
向こうに見えるのが江の島。

その右上に、うっすらと富士山がわかりますか?
稲村ヶ崎の次は由比ガ浜。

広い砂浜は、夏は海水浴客で大賑わいのところ。

江の島方面に向かう対向車線はまだ大渋滞。
こちらも鎌倉に入っちゃったんじゃまた渋滞するだろうと、逗子を抜けて帰ってきた。

由比ガ浜でサーフィンを楽しむ老若男女。
結構な歳のおじさんもウエットスーツに身を包んでガンバッテた。
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