
午前と午後に宮崎のダンロップ・フェニックストーナメント 初日のナマ中継。
合間のお昼には、1994年 ジャンボ尾崎が勝った大会の録画が流れ
トム・ワトソン等そうそうたるメンバーを引き連れてトップのジャンボが
17番のショートを打ったとたんに ”アッ”
ボールの行方はわからなかったが、池ぽちゃ?波紋が広がった風にも思えなかったが
しばらくして、画面に写ったのは噴水の上にチョコンと乗ったジャンボのボール。
かなり有名なシーンだったから覚えてる人もいるだろう。
それをしぶとくボギーに収めて逃げ切ったが、あの頃のジャンボは強かった。
47歳のこの年は年間7勝、それからずっと50歳過ぎても勝ち続けてたんだから
シニアツアーなんてオヨビじゃなかったんだろ。
午後になって生中継に切り替わり、ジャンボの姿が・・・
おっ、出てるのか、と思うまもなくアナウンサーが 「どうやら棄権のようです。」
ロープの外にコースアウトし係員を呼んでいる。
棄権といっても、オレたちみたいに「ちょっと、止めるから」だけじゃ済まないらしく
マーカーのチェンジとか、それまでのスコアの確認とかいろいろめんどくさいらしい。
最近じゃ、ジャンボが棄権しても予選落ちしてもニュースにならないから
ちょっと、今年の成績を・・・と覗いてみて驚いたな~。
12試合に出てすべて予選落ち、しかも途中棄権が今日も含めて7試合?
え~、こんなことがまかり通ってるのと去年を見れば、去年も12試合全部予選落ち、内棄権6試合。
おととしはどうなんだ?と見れば、春先のツルヤオープンの初日に62を出して世間を騒がせた試合だけ
予選を通って51位タイ、賞金¥308,400を稼いだだけで、あと17試合は予選落ち内棄権8試合・・・
今更シニアツアーに出たら?とは言わないし、
永久シードを持ってるんだから いくら予選落ちといっても、試合に出るのはいいよ。
しかしこの棄権の回数はちっと尋常じゃないなァ。
ダレか廻りで注意をする奴はいないのかね~。
それとも裸の王様になって、ちょうどあの噴水の上にチョコンと乗ったボールのようになっちゃってんのかね~。
オレはもともと強いのはキライで、判官贔屓の気があるが、それにしたってここまでひでぇ成績じゃ
廻りからだって同情の目で見られることがあるんじゃないの?
案外聡明で繊細なジャンボがそのくらい気づかないわけないだろ。
それでも試合に出続けるわけ・・・
まさかツルヤオープンの初日のようなスコアが4日続いて、まだ優勝することを夢みてる?
そうじゃないな。
きっと奴には、出続けなければならないワケがある。
もうこうなったら、途中棄権回数の世界記録更新目指して、死ぬまで行け~ジャンボ!
同い年生まれのよしみで応援するぞ、グリーンの上で大の字になって死んだら本望だろう。
← 下向くな、死ぬまであたりを睥睨してろ。