
まだ夏の暑い頃、畳屋から 「タタミの表替えをしませんか?」 というセールス電話があり、
「秋になったら法事があるケド、考えとくわ~」 といい加減な返事をしたら
それから三度も四度も、法事はまだか?という催促電話。
考えとくは、関西じゃ断ったのと同じなのに関東の畳屋には通じなかった。
ついには、このまえの土曜日に畳屋の兄さんが見積もりにやってきて、
八畳間なら朝8時に持って帰って、工場で機械でやりますから、午後にはできあがります。
へ~、昔は縁側で二日がかりでやってたけどね~ 時代だね~。
火曜日にやるということに決め、「それまでに畳の上のものをかたづけておいて下さい。」
父の使っていた八畳間は今や、マゴのジャングルジムやオレが3回使ったワンダーコアの置き場。
エンヤコラと体裁を整え、今朝は「畳取りにくるから頼むぞ」と言って家を出たが・・・
会社に着いてすぐに、ナニから息急き切った電話。
「どうした?」
「畳上げたら、さすがオジイちゃんだわ」
「えっ?札束でも出てきたか?」
バカネ、それなら黙ってるわよ。
じゃ、なにをそんなにあわててるんだ。
下に防虫、防カビシートが敷いてあって、今度はどうするって、今畳屋さんが待ってるのよ。
いくらするって?
一畳2千円。
なんだよ、もうかったと思ったら損するハナシかよ。
ヤッパリ、前とおなじにしとかなきゃマズイだろ。
今夜は満月だというのに雲にジャマをされて・・・
満月や 上がってガックリ 畳替え
↑これは、畳を上げてガックリと満月が見えないガックリを掛けた・・・説明はいらん?