
「ほらな、やっぱり!」
まだ前半だが、セルヒオ・ガルシアが2打差をつけてトップ。
TPCソーグラスのザ・プレーヤーズ選手権、
起きてすぐつけた TV画面のリーダーズボードを見ながら叫んだら、
「朝から大きな声ださないでよ。イヌが起きちゃうじゃない」
昨日の朝のゴルフ練習場で、組長やボート屋と 遼君も一時トップに立ってたね~という話をしながら
だけど、今6位タイだけど勝つのはガルシアだよ 一度勝ってるし あの17番さえクリアすれば・・・
月曜の朝は、昨日の筋肉の疲れを癒すため 電車徒歩通勤。
肌寒いくらいの気持ちのよい空気の中を早足で急いで会社に着き、ソレッとTVをつければ、えっ もう?
リッキー・ファウラーに 逆に2打差をつけられて2着になっている。
どうしたんだと、すでにプレーを終えたファウラーのリプレイを見れば
上がり4ホール、15番バーディー、16番イーグル、17,18番もバーディー・・・
もう、怖いもの知らずに池ギリギリを越えて攻めてくショットにあぜん。
これまでかと見てたら、16番のロングで一打詰め、インネンの17番ピート・ダイ得意の浮島ショート
一度構えてから 仕切りなおしをするガルシアを見て 「ちょっとナイーブになってますね」 と
アナウンサーもおととしのいきさつを知っている?
グリーンに乗ったことは乗ったがまだ15mものパットが残り、チャンスナシかと思う間もなく
コロコロ転がったボールはアレアレというまにカップに吸い込まれて トップに追いつく12アンダー!
もう、TV画面に向かってパチパチパチ 拍手しちゃったよ。 やっぱりオマエは天才だ。
そして最終18番 3mのいいところにつけ、入れれば優勝という大事なパットを
かなりな見当違いではずした。
思えば、このとき 奴は自分の優勝は今日はないと思ったんじゃないか?
天才は早読みする?
リッキー・ファウラーは、プレーオフに備えて黙々と練習をしてるというのに
ガルシアは頬つえついてモニターの後続組のプレーを眺め、
3人による3ホールのプレーオフのティーショットを終えると
フェアウエーをお友達のファウラーと肩を組みながら歩いて お前等愛しあってるのか?
次の17番では 他の二人がピンをデッドに攻めてきてるのに、またさっきと同じところ。
だけどいくら天才と言えども、二回は入らず勝負あった。
ロケス・セデ・コンベーネ
人生いろんなことが起きるけど、すべて受け入れよう というスペイン語
プレー後のインタビューでは淡々と笑顔さえ浮かべて「良い一週間だった・・・」
なに言ってんだ、こっちは身を入れて応援してんのに、受け入れる前に勝負ありじゃないか
月曜の朝からブツブツぶーたれているオジサンでありました。