
本日、父を見送ってきた。
皆様には温かい励まし、こころの籠ったコメントを頂戴し 真にありがとうございました。
本来であれば、お一人お一人にお返事を書くべきところでありますが、
この場を借りて返事とさせていただきます。
昨晩通夜の席で、このまえアタマの手術をした妹が
「そういえばずっと前に 死んだら棺おけにラブレターを入れてくれって言ってた」
と、突然思い出したように言い出し、なんだそりゃ?
20年前に亡くなった母とのあいだで やりとりした若いころの手紙が、
ベージュ色の袋に入っていて
押入れのどこかにあるはずだから探してみて・・・
家に戻って、急いで押入れの中をのぞいたら
父から母あてのと その反対のと、昭和21~25,6年ごろ?
結婚前から したてのころまでの200通以上の封書の束が見つかった。
ホコリっぽい、その封筒の中の5,6通を読んだが
なるほど棺おけにいれてくれというワケだ。
こんなもの、他人に読まれたらはずかしくてしょうがないだろう。
中から一つ小さな封筒がポロッと落ちて
「おとうさまえ」
もしや・・・

と、開ければオレの名前で
”ぼくわ いいこでおるすいしていますから げたおかってきてください”
なんだよ、マゴのおねだり体質はオレ譲りだったか。
今朝は庭で、母の好きだった蝋梅の枝を切ってそのベージュの袋に入れ
手紙の束と一緒に父の棺の中に納めてきた。
一ヶ月は、ゴルフやめて喪に服さなきゃいけねぇかな?
そんなこと、おじいちゃんだって思ってやしないわよ
今度の日曜から行ってらっしゃいよ。
まあ、そう言われちゃ 行かないわけにはいかないか・・・