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昨日の日曜日、マゴを預かり ナニはマゴとイヌから目を離せないとテンヤワンヤ。
 
午後になってダンナと迎えに行くからとメールがあり、少しはかたずけなくちゃ 玄関に水まいてと指図され
 
久しぶりに野球勝ってるのに まあ天の声には勝てないと 仰せに従ってたら
 
マゴがイヌに噛まれてギャ~~。
 
 
 
ナニは泣き顔なんか見せたらムスメに怒られると、おおわてでティッシュで涙を拭いて
 
丁度そこにムスメが来て「ハナミズ垂れてるね~、どうしたの?」
 
マゴは 「イヌにかまれた・・・」 バレタ。
 
嵐が去って「あ~疲れた、どっか行こう」 てなわけで 夕方4時すぎから
 
この夏に散策路が整備されたという、三浦小網代の森探検に出発。
 
 
 
 
 
 
駐車場ないって書いてあったけど、まあどっかあるやろと 法務局の脇を入っていったが
 
ここに止めたら、ちょっとまずいんじゃない?といような狭い道路。
 
ここまでレッカー入ってこれないだろとも思ったが、あきらめてこうなりゃ海のほうから攻めていくか。
 
 
 
あっちは、前に釣りにきて土地勘があるんじゃ。
 
油壺からグルリとまわって、シーボニアの駐車場@1000円
 
高っかいけど、まあシンパイしながら歩くより安心料と・・・
 
 
 
海沿いを行き、白髭神社の脇を曲がって森に続く小道。
 
覆いかぶさるような森の中に入った途端、冷やっとした空気に一変、
 
聞こえるのは、ひぐらしやミンミンゼミ、ツクツクホーシの鳴き声のみ。
 
 
 
 
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10分ぐらい歩いたら、突然視界が開け、新聞で見たような光景が拡がった。
 
先週の月曜の夕刊、ほぼ一面を使って「丸ごと生態系、小網代の森」の記事が載って 
 
 
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↑ウインナーじゃなくて蒲の穂?
 
源流から河口の干潟まで、森や川を分断する道路やダムがなく、化学物質を出す工場もない。
 
 
 
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↑葦を渡る風の音だけ・・・
 
 1990年、横浜で開かれた国際生態学会の合間に訪れた欧米の研究者が
 
「北半球の同緯度では、たぶんここだけの生態学的絶景」と絶賛したという と、記事にあった。
 
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 そりゃいくらなんでも大ゲサなんじゃないの?と思ったけど
 
まあとにかく行ってみないことには始まらないと・・・
 
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 全長1.2キロ 30分ぐらいの行程とあって トコトコ さっきのぞいた上の出発点めざし、
 
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道を遡って行けば、たしかにジュラシックパークを思わせるような木々に大きなシダ。
 
道の脇を流れるのが なににも妨げられないという 問題の川か? 
 
バブルの頃はゴルフ場の建設も予定されてたそうだが、
 
もしできてたら”小網代の森カントリークラブ”
 
いやいやそういう問題じゃない?
 
 
 
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ナニとイヌは途中で休み、源流を目指して登っていったが 「早く帰らないと真っ暗になっちゃうよ」
 
静寂の中に着信音が響き、本日二度目の天の声、はいはい。ハイは一度でいい? 
 
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 ↑潮が引けば干潟になるところ?
 
 
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ここらあたりに浮島のショートホール・・・不謹慎。
 
 
向こうにみえるのが、クルマを止めたシーボニア、高級リゾートマンション
 
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帰りの森の中はもうほとんど暗闇で、前方の明かりに向けカメラを構えたら
 
「よしなさいよ。ヘンなものが写るよ!」
 
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すっかり陽の落ちた小網代湾。
 
 
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確かに貴重な自然が偶然に保たれているが
 
聞けば、昔は人が住み米を作っていたとか。
 
田んぼを放棄し、そのうち自然に返っちゃったんだそうだ。
 
ま、理屈はいいか。今度はホタルの季節に来よう。
 
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←森の中の道は赤手ガ二が横断中。