朝 窓の外を眺むれば、細かい雨がときどき舞ってる程度で、
これなら十分できたやろ、といまさら恨みごとを言ってもはじまらない。
白百合は垣根に寄りかかって咲き始め
アジサイと萩は勢力争い。
ギボシの花は首を伸ばして、落ちたウメの行方を気にしてる?
さつきの中から、ナナメに伸びてきたカサブランカは
たくさんツボミをつけてるが、このままじゃ倒れるのは目にみえて、
パジャマのスソをぬらしながら支柱を立ててやった。お返しあるかな?
昨日 「昼から雨ですよ」って言ってたのはどこのどいつだ!
雲の隙間に青空がのぞき、陽までさしてきたじゃないか。
雨に濡れてた芝生も乾き、ホンモノの芝刈りをして
ふとみれば、朝の白百合はすっかり開花して
なんだかな~の一日は暮れていったのでありました。