
だんなが忘年会で遅い、というのでムスメが泊まりにきてどっか行こう!
東京ドイツ村のイルミネーション?
千葉県にあっても東京とは、バナメイ海老の詐称より上をいってるかも。

三浦久里浜からフェリーで房総金谷
まで。


ロープウエーで鋸山に登り、日本一の大きさという磨崖仏を見て
坂を下りれば、日当たりのよい斜面にスイセンが満開。

なんだ、あんな遠い伊豆の先まで行くことなかったな。

午後2時を廻り、ムスメが検索
したドイツ村まで行く途中の
カフェレストラン。
イヌもオッケーというところは
案外少なく探すのに苦労する
ここは、こんなところにあるの
?というような結構、山の奥
まったところにあった。

寒い外のテラスかと思ったら
ガラスの中の部屋で足元には
ポカポカのストーブ。
イヌは小さなボールに入った
水を飲んですぐにコテッと
寝て・・・
美味しいパスタを食べなが
ら、窓に貼ってあるポスター
に目をやると、美樹克彦ライ
ブ!
へ~、ここでやるのかと改めて店内をみまわすと、
なるほどライブやるには良い雰囲気。
ここからドイツ村までは30分もかからない、丁度いい時間だと
席を立って支払いをしようとしたら、マスターが
来週、美樹克彦さんのライブをやるんです・・・
ええ、いまそこのポスターで見ましたよ。
「そこにいます」
エッと見ると、確かに往年の面影のある美樹克彦!
「いや~、オレは京都の学校で、そこから山陽道を通って九州までサイクリングに行ったときは、
行く先々のドライブインでジュークボックスみつけては、”かおるちゃん”かけてましたよ」
三人で行ったサイクリング、昼飯はいつも素うどんにどんぶり飯の150円だったのに
ジュークボックスの「花はおそかった」は一曲100円したなぁ。
写真撮らせてくださいよ。ブログ載せてもいいですか?
それならムスメさんも一緒に・・・

そこへナニがとことこと来て、ホンモノ?
家庭内では最強だが、外で出ると いつもいいよいいよと引っ込み思案なナニが
「握手してください!」
思わぬ出会いに感激し、店を出ればムスメが
「あのオッチャンも喜んでたんじゃないの?」
すると、うしろのドアの開く音がし 美樹さんが追いかけてきて
これ僕のCDです、といってナニにプレゼントしてくれたものだから
「来週のライブ、来ようかしら」

陽が落ちて、きれいにイルミネーションが光るドイツ村のむこうに
遠く富士山のシルエット。
鋸山では、寝てしまったマゴを担いで息があがりフラフラだったが
まあ、来てよかったと、ムスメの運転の帰りのアクアラインでは、
「明日またここ渡るんでしょ?ここでおろしてあげようか。」