
「カモメ用に、少しは残しとけよな」
幹事長は、遊覧船に乗る前からカモメの餌に買ったカッパエビセンをぽりぽり。

真鶴半島遊覧船が港を出ると、汽笛を聞いて?カモメがワッと寄ってきた。
こんな塩辛いの食べて、血圧上がらないかな?
「乗ってるの、みんなジーサンバーサンばっかりや」
「こっちだってそうだから・・・」

シラガのボルボは、カモメを手なづけて
「ここのカモメは、カッパエビセンだけで生きてるんかね~」
そんなわけねぇだろ!そういうこと言ってるから碁、負けるんだよ。

ターン。

カモメと遊んだあとは、中川一政美術館に・・・こういうのを清遊というんだな。
3時ピタリに予約のペンションに着けば、
やけに愛想のいい主人が、「こちらの都合で、大きい部屋を用意しましたから・・・」
幹事長が、碁盤さえ用意してくれればなんでもいいんだと言うと「イゴよろしく・・・」
だだっ広い殺風景な部屋だが、ま 海も見えるしと
戦闘開始すれば、もうやめられない止まらない。
夕食もそこそこにず~っと碁を打ち続け、二人がやってる空いた時間に温泉。
部屋に帰る途中、ドアが開いてた他の部屋をチラッと見たら ちゃんとベッドがおいてある。
なんだァあのオヤジ、オレ達のとこ 宴会場じゃないの?
まあ、一万円ぐらいの宿じゃ文句も言えないか。
結局、床に就いたのは夜中の12時。

昼飯に寄った、海近くの食堂ではアジ尽くし。
アジ茶漬けにアジの骨のカラ揚げ、タタキ、開きときて

ついにアジのギョーザ!
古くなったアジ、ギョーザにしてんじゃな
いの?
大きい声で言うんじゃない!
アジはまあまあ?

森の恵み?
今朝もまだ暗い5時からパチ
パチ、地震も関係なく打ち続
け、昨日からあわせて15回も
やって、もう当分碁とアジは
いらねぇ。