
ワンラウンドを終え、ハウスまで帰るカートの中
ダレともなく、もうハーフ行く?
皆、夏休み中の家庭サービスは滞りなく済んでいて
「帰ってもしょうがないもんなァ~」
マスター室前で待っていたキャディーさん達が
「全員?みなさん行くんですか?倒れないようにしてくださいよ」
5分休憩で、水と氷を補給しすぐスタートは午後2時20分
太陽が刺すように肌に痛く、さすがにもう歩く奴はいない。
「こういうのが、一番焼けるんだよな~」
オレたち最終組?うしろからはダレもこず、こんなバカ 他にいねぇだろ。
しかし3時を過ぎたころから、ガランとしたコースに長い影が引き
涼しい風が吹き出して、今頃がゴルフやるのに最適じゃないの?
みんな早く帰っちゃってもったいないよな。
いつもオレたちだって帰っちゃうじゃない・・・
最初は梅ジュースが入ってたステンレスボトルは、昼から水、
ワンハーフ目にもう一度満タンにして3本分飲み、
3コースを存分に堪能して、40,40,39.。
サイゴまで集中力の切れることなく、
負けてたオリンピックも、最後のハーフでひっくり返して
食堂のラストオーダーのアイスコーヒーを飲んでクラブを出れば
アクアラインはお決まりの渋滞。