WOWOWで、ウディ・アレン脚本監督の「ミッドナイト・イン・パリ」を何回かやっていて
途切れ途切れにチョクチョク見てたが、GWのサイゴの日に初めて通して見た。
ウッディ・アレンや、彼の元妻のミア・ファーローなんかは昔からファンで
ナニが入社してきた頃、まだハタチ前?ミア・ファーローの「フォロー・ミー」という映画を観に行った翌日
会社のお局に「あの娘、ピンク映画に連れてったでしょ!」と攻められ えっ?
「どんな映画を見たの」と聞かれて、女の人の裸がでてきたと答えたらしい。
そりゃ、成り行き上ベッドシーンがあったかもしれないが、問題はそこかい!
しかし、あの頃はよかったな~・・・ということはさておき
「ミッドナイト・イン・パリ」 ま、見りゃわかるけど ウッディー・アレンの映画だ。
真夜中のパリの街に、12時の鐘の音とともに現れるクラシックなプジョー。
主人公のギルが、誘われるままに乗ったクルマの行き先は、あこがれの1920年代のパリ。
そこには、フィツジェラルドやヘミングウェー、ダリが・・・
モジリアーニと付き合ってて、今はピカソの愛人というアドリアナに一目ぼれしたギルは
昼間のノスタルジーショップで、アドリアナの日記をみつけて買った。
そこに書かれていたのは「ピカソも、アフリカに連れてってくれたヘミングウェーも素敵だが、
夢の中で、アメリカから来たギルが私のところに来て贈り物をくれた。ピアスだ。そのあと私達は愛し合った」
大慌てでピアスを買おうとするギルだが店はもう閉まっている。しかたなく婚約者のピアスをチョロット盗み
箱に入れリボンをかけたら、そこに婚約者が急に帰ってきてピアスがないと大騒ぎのドタバタ。
早く、その手に持ってる箱を隠せよと要らんシンパイしながらそこが一番おもしろかったって
そこかい!と見た人には突っ込まれそう。
アドリアナは、もっと昔のベルエポックの時代に住みたいといい、
雨のパリが好き、結婚したらここに住もうというギルに婚約者は
「なにバカなこと言ってるの。濡れるだけなのにどこがいいの」と去って行ってしまう。
一人、夜のパリの街を歩いていると「ハ~イ」
ノスタルジーショップの若い店員が現れ、雨がポツリポツリ。
ワタシも雨のパリが好きよ・・・
ははは、サイゴはもてないくせに女好きのウディー・アレンの面目躍如って、オマエに言われたくない?
現在というのは不満なのかもしれないけど、それが人生なのだから・・
全篇に流れるステファン・レンベルのジプシー・ギター「Bistro fada」の音色、
思わず足でリズムをとってしまうダロ?
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