
雨上がりの朝に、随分と長い間 ツボミのままで気を持たせた黒百合が咲いた。
「想う人のそばに 自分の名前を告げずに置いた黒百合を
相手が気ずいて手にとれば、二人はきっと結ばれる」 というアイヌ伝説の花。
去年、この花を見たいと行った駒ケ岳千畳敷はあいにくの霧、その上 高山病の症状まで出て
周遊コースをほうほうのテイで山小屋に戻ったら、ちゃんと売店で球根を売っていて
高山植物?のユリが ヨコハマで育つのかと半信半疑で埋めたのだが・・・
花は思ったより小っちゃいけど、よく咲いた・・・のだが、
トナリのemiバアサンの事前情報では、そのニオイはスゴイんだとか。
いとしの花の、聞かなきゃよかったようなハナシだけど、どれッ と顔を近づけたら・・・うう~
例えて言うなら、汗で湿ったゴルフの手袋をそのままバッグにしまい
1っ週間後に取り出して、嗅いだ時のような匂い?
まあ、手袋なら マシュさんオススメの洗剤で洗えば
クレオパトラの香り(どんなんや)にもなるが、これは消臭剤ってわけにもいかねェし。
アイヌの青年もこれを嗅いだ日にゃ、百年の恋も冷めるってもんだ。
←美しいものは、遠くから眺めるに限るな。