
最近は、お正月にお飾りをしてるクルマを見かけない。
コンビニは年中無休で、食いもんの買い溜めをすることもない。
タカラクジは毎年必ずハズレ~でも、世の中は少しずつ変わってゆく。
関西の姐さんのところへ、長男夫婦が里帰りし
おみやげのロールケーキを五等分してと、そのヨメさんに頼んだら
ナイフを持ったままオロオロしてた、というのを読んで大笑い。
それでなくても緊張してるのに、そんなムズカシイこと頼むほうがアカンやろ。
なんかうまい方法があるのかと検索してみたら、
こういう世の中なんだねェ、ありましたぜ。
ケータイアプリ!その名も「ケーキカッター」!
人数分を指定して、ケーキの上にケータイカメラをかざせば
切れ目のラインが見えるというもの。
ヨメさんがこれをやったら、姐さんもひっくり返って喜んだのに・・・
信州伊那谷の田舎では、大晦日の夜に家族そろっての「お年取り」という儀式というか習慣がある。
一年の労をねぎらい、新年を迎えるための祝膳といったところ?
出世魚のブリを焼き、なますや田作りなどのおせち料理で上等の酒を飲み
メインは、ゴボウ、ダイコン、ニンジン、シイタケ、里イモ、豆腐、コンニャクなどを拍子切りし
コンブと醤油仕立ての椀。
明けて元旦の朝は、これにモチが入った雑煮。もっともこちらはサイの目に切ってあるが、
ナニに言わすと、同じ材料だからいつも一緒にやっつけてるらしい。
ということで、ウチも毎年ず~~とこれでやってきたが
去年の大晦日、三崎で買ってきたカニを早く食べようぜと、鍋に変更~~~。
こうやって世の中は様変わりしてゆき、伝統文化はすたれてゆくんだなァと
言いあった正月でありました。