
吉本隆明が死んだ。
みんな死んでいくんだね~。
近年は、「ばなな」の父親としてのほうが名高かったが
つい最近、久し振りに名前を聞いたばかり。
原子力開発を、一回の事故があったからといってここで止めちゃ
人類の進歩がなくなって、サルに戻ってしまうと言って物議をかもし
いかにも、らしいと思ってたが・・・
ばななは「最高のお父さんでした」とツィートして、
家庭じゃ いい父親してたのかな。
それにしても、新聞、TVの大きな扱いには ちょっと戸惑うほど。
確かに、60年代のワレワレには大きな影響を与えてくれた。
「共同幻想論」や「擬制の終焉」など、新聞の評に懐かしさを覚え
クロダイの魚拓をどけて、本棚の奥をのぞいたら
こんなに持っていたかというほど、隆明の本があるはあるは・・・
半分わかったようなわからないような本を 熱心に読んでたな。
白いハードカバーの「言語にとって美とはなにかⅡ」
これも京都の古本屋でみつけ、その後「Ⅰ」を探したけど見つからずそれっきり。
イトコと、故郷の風越山に登ろうとずっと前からの約束もまだ果たしてないし
人生遣り残してることが、いろいろあるな~。