
「今日、ゴルフないの?」
ハッとして目が覚め時計を見ると、6時45分。
イケネ!
8時7分スタートの月例に、吹っ飛ばしていけばギリギリ間に合うか。
必死の形相がわかったのか、前を行くクルマは道を空けてくれてなんとかセーフ。
しかし、それがよかったのか悪かったか、むしろあきらめてうちで寝てたほうが正解だったかも。
スタートからトリ、トリ・・・
練習もしないでいきなりドライバーを振り回したって当たるわけがない。
おまけに久し振りのゴルフ、落着いてやってくださいとパコーンに言われてウルセ、と49。
午後になったら、朱に交われば赤くなる?
ダレが朱かわからないが、4人ともヘロヘロゴルフになって。

オ~イ、一人いねェぞ~。フェアウエーに三人しか見えなかったり
しけたショットが連鎖反応。
パコーンは深いため息をついて
「どしたの?」
「もう、帰りたいんですが・・・、スコア出さなくちゃダメですかね?」
来週みんなでやるコンペがあり、掲示板にスコアが張り出されてるとナンらしい。
オレは最終ホールのパーパットをねじこんで、午後も49!
「死んでも50は打たねェ」と言ったら
「去年の理事長杯の時、打ったじゃないですか」とパコーン。
「そんな昔のハナシをスナ!」
「大体、ダレかさんが遅れてくるのが悪いんですよ」
「オッ、オマエそういうことを言っていいんだな。
先々月だったか、幕張メッセで改造車ショーがあって遅れて来た時、
マスター室にかけあってスタートをずらしてやったのはダレだと思ってんだ」
あの時、青森や山形、茨木ナンバーの東北のクルマが集まってきて大渋滞してって
文句言ってたじゃねえか。
梅も咲きだし、これからコンペの予定がメジロ押し。
みっともないゴルフをしないよう、夜は目覚ましのスイッチを確認してから寝よう。
しかし三塚も、あんな80cmのパットをはずすかね~。
構えてから、アッ長いぞと思った瞬間打ったボールは ちょろっとはずれてルーキーの初優勝。
もっとも、アイリちゃんも正規の18番で決めてればなんてことなかったのにはずし
ツワモノ共とのプレーオフじゃ分が悪い、当分勝つチャンスは巡ってこないなと思ったらアノ結果。
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