
しかし今さらながらだけど、酷ェハナシがあったもんだよな。
勝手に放射能をバラ撒いておいて、30km圏内は出て行け~。
ギリの弟の兄貴は、ゲンパツから3kmのところに住んでいたので、
当然仮設住まいをヨギなくされている。
しかしそのムスコは東電に勤めていて、表立って文句も言えずに・・・
実家は32kmのところにあって、親は今さら放射能がと住み続けてるが
2km違いで賠償金は出ず、周りに商店もないので、
10kmも離れたところまで買い物に行ってるらしい。
津波が目の前の国道のところまで押し寄せ、すべてを押し流し
今まで見えなかった海が一望できるんだそうだ。
「お兄さんと行ったゴルフ場のとこなんか、あとかたもないですよ」
今日来たギリの弟に改めて話しを聞いて、こっちに住んでると
なかなか、そのへんの大変さが遠くなり毎日が流れていってしまう。
瓦礫の処理のハナシとか、雪のイベントの中止とか
せつなくなるハナシばっかりやけど、それでも前を向いて歩んでこうぜ。
いつも、フクシマの人たちのことを思いながら・・・