
オジの葬儀で、もう一度信州まで・・・
今度は日帰りで、クルマで行く勇気はなく
昨晩、朝7時の新幹線で出かけると言ったら
「七草粥は帰ってからにする?」
「そういうのは、やっぱり朝だろぅ」
と、今朝はアツアツを掻き込み、もう一杯食べたかったが
時間が押し迫っていたため出発。

”木曽路はすべて山の中”の馬籠を経由して2時間。
お昼前にやっと到着。
オジは、地元の女子高の”地学”の先生を長いこと勤め
その謹厳実直な性格を含めて”岩石”とアダ名されてたと弔辞で聞かされた。
祭壇の前で、その名づけ親とおぼしきオバ・・・いや、昔の女生徒達が
「お世話になりました」と涙ぐんでるのを見て
ガンコの中にも優しさのあったオジを想い出しながら、こちらもついホロリ・・・

四方を山に囲まれ、その山の奥には
雪を抱いた南アルプスが覆いかぶさる
ように迫る故郷を、バスの時間を気に
しながらあとにし、新幹線で戻れば
中途半端な時間に食べた食事で
なんかおなかがすいた。
「朝のお粥の残りでも出して」
「あれは完食しました。」