
10時のお茶の時間に現れたゴルフ好きの営業マンが
「ゴルフチャンネルで”とことん1番ホール生中継”やってますよ」
と言うんで、あわててチャンネルを廻した。
去年、石川遼が最終日に大爆発した中日クラウンズの1番ホールだけを
ティーショットからホールアウトまで全選手の生中継をしてる。
クラウンズというのは、トヨタのクラウンじゃなくて
昭和天皇の誕生日が開催日の中にあるからだぞ、などと知ったかぶりを言いながら
次々とティーオフしてく選手達をあ~だこ~だ。
和合の1番は距離の短い打ち下し、ほとんどの選手は3番や5番で刻み
ドライバーを持つのは7,8人に一人という割合。
「オッ、安田春雄だ」
「出れんのか?」
「元祖クラウン男だからな~」
70歳近くなり、少しハラの出た安田の事前インタビューが流される。
「出してくれて感謝、周りに迷惑をかけないように廻りたい。」
ドライバーを手にし、昔そっくりなフォームで万振りしたボールは
右の林に一直線。
なんだ、いきなりまわりに迷惑かけとるやないか!
TVカメラがとらえきれない林の中から安田の声がマイクに聞こえた。
「ボールより先に人間がなくなるから・・・」
相変わらずクチだけは達者だ、というかサービス精神が旺盛?
見てた中ではタダ一人ダボを叩き、営業マンに「さぁ早く帰れ」と促しても
「遼君まで見せて」というんで仕方なくご相伴。
奴は、ドライバーでグリーン脇のバンカーまでかっ飛ばしラクラクバーディー、さすが~。
ジャンボも中島も青木もカクシャクとしたプレーを見せてくれたが
あの杉原輝男がいないのは、役者が一枚欠けたようでさびしいなぁ。
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庭に、華やかに聖紫花が咲いた。
滅多に花が咲かない、生きているうちに見れたらシアワセというんで
又の名を生死花。ウチじゃ毎年咲くけどナ。
明日からゴールデンウイーク・・・