
朝、外に出たら沈丁花の香りが固まり、足元にはシモバシラ。
三月というのに寒すぎだろ!
”また来ん春と人の云う”
それでも又、春が巡ってくると・・・
詩人の中原中也は続けて
”しかし私は辛いのだ 春が来たってなんになろ”
中也の哀しみには及ぶべくもないが、
ティーショットのボールが見つからずに、
一人トボトボと打ち直しに戻るのも相当、辛いもんがある。
プライベートで廻ってる時なら、”ここから4打目にするぞ”って言い放てるが
月例じゃそういうわけにゃいかねェ~。
先月の月例、「だから暫定球打っとけって言ったのに」
クチには出さずとも、カオに書いてある同伴者に「ちょっと行って来ます」
と戻れば、後続の4人が哀れみの表情を浮かべてティーグランドの上で待ってやがる。