いつもは人任せのパコーンが
「スタート、取ったんで行きませんか?」
と珍しく積極的。
「お前、夏は行かね~って言ってたじゃね~か。
自分の調子いい時だけ誘うんだな」
と悪態つきながらもホイホイ、レンチャン。
ヒザまではないけど、夏のラフは強敵。
パコーン君はチョロッとしか出ず、「ラフに負けた・・・」
「いいじゃね~か、世間に負けたわけじゃなし、いっそきれいに死ぬか?」
午前は41とこらえていたが、午後は「疲れた、トム・ワトソンだ」で44。
そういえば、あのトム・ワトソンでも入れれば優勝というパットは打ち切れないんだなァ。
プレーオフは余力が残ってなかった。
深く刻まれた顔や首筋のシワ、しかし間違いなく今年の全英は
ワトソンと、ちょっぴり遼君のジ・オープンだったな。