今朝、ウグイスの声に誘われて庭に出ると
いつもはさくらのあとのハナカイドウが
ボヤボヤしてるサクラを尻目に咲き出していた。
花の柄が長く、うつむきがちに咲くピンクの花は
唐の玄宗皇帝が、楊貴妃を評して
「海棠(かいどう) 睡(ねむり)未だ足らず」
まだ酔いの覚めやらない、美人の艶かしい姿に例えたほどだ。
花海棠。
海の字がつくのは、外国(海)からきたナシ(棠)ということなのだそうだ。
実海棠というのもあって、この中から食用に改良されたのがリンゴとのこと。
そういえば、なんとなくリンゴの花に似ている。
ウグイスは ↓ ↓ ↓ 正調の鳴き声を奏で、春本番になって
あちこちに、眠り足りないかたがたがいるようだが
その人たちが、ハナカイドウかどうかは又、別の問題だナ。