ゴルフの前の晩などは早目に床につき
必然的に早く目が覚める。
寝たまま、シッポを振っている犬に
人差し指を立てて、静かにしろポーズをとり
そっと玄関を開けて家を出る。
この前も、これじゃ早く着きすぎ!と海ホタルに寄り、
朝焼けに染まる雲や海を見ながら、
重ねてきた馬の齢などを数えていたら
いろいろがアタマをよぎった。
囲碁では、勝負が終わったあとに感想戦をやる。
勝負どころだったところは
あ~だこ~だとやり合うが
「序盤で、こっちに打っていたら・・・」
そうすれば、全く違った碁になっていただろうが
「それも、又、一局の碁」
と言って、それ以上は追求しない。
現実にはそうならなかったのだから
言っても意味のないことなのだ。
意味のない感傷にふけっていたら
ゴルフに遅れそうになった。