「ここ、どこが、なに?」
「オマエ、日本語しゃべれよ!」
キャディーさんは、
「150ヤードのアゲインスト、ピン手前です」
高齢者の扱いに慣れている。
雨後のタケノコとはよく言ったもので
8番ホールへ向かう途中の竹やぶに、タケノコがニョキニョキ。
「なにか掘るもの持ってない?」
「持ってませんよ、そんなもの・・・」
「サンドの抜いて、スコップ入れとけよ!」
あとの茶店で、スコップを売ってないか聞いても
そんなもの置いてません・・・
今日は39,44の83でマアかな?
遼君を見なければと、急いで帰路についた。