サクランボの花が終わり、
華やかな花モモやシダレ桜が咲く傍らで
ユスラウメが静かに花開いている。
ナニの、紀州のお父さんが送ってくれた苗木を植えて大分になるが
まだ実がなったのを見たことがない。
もっとも、じっくり見たことがないから
ヒヨドリに先手を打たれてるのかもしれない。
「イナカじゃ、実が生ってた?」
と聞くと、小さな紅い実が一杯生って
それをゆすって落とすから、ユスラウメと言うんだという。
ブログに載せるんじゃ、一応名前の由来を確認と検索すると
オイッ、ゆすってから来たというのはどうも俗説?
韓国語の「移徒楽(イサラ)」が語源のようで
移植して楽しむという意味だそうだ。
なんだ、その通りじゃないか。
「ふるさとの 庭のどこかに ゆすらうめ」
という句があるくらい、目立たない木である。