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1969年だから、もう38年前になる。
京都で遊んでいた今頃、甲子園に高校野球を見に行った。


まだ2回戦ぐらいで、入場すると
青森の三沢高校の応援の人に
「人数が少ないので、こっちに来て一緒に応援してくれ」
と引っ張り込まれた。

笛と小さなリンゴを2つ渡され、
アルプス席のこじんまりとまとまった応援の人たちに混じって声をからした。

暑い夏で、名物の”かちわり氷”も初めて食べた。

三沢高校のエースは太田幸司。
このあと決勝戦まで勝ち上がり、
松山商業と延長再試合までして、
あっという間に、甲子園のアイドルになった。


翌年、今もある西京極に、プロ野球の試合を見に行った時、

観客席のすぐ前のブルペンで、近鉄入りした太田幸司と
バリバリのエースだった鈴木啓示が並んでピッチング練習をやっていた。


これみよがしにスゴイ音を響かせて
キャッチャーミットに投げ込んでいる鈴木の横で
太田の球は、これでプロでやっていけるのかと
心配するほどだった。

結果はご存知の通りで、奴はあの夏が一番輝いていたんだろう。
TVで高校野球の熱戦を見ながら遠い日を思い出している。

Fukuさん、線香花火もむずかしいよ。