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寒の真っ最中だというのに、なんという暖かさだ。
コースの紅梅が真っ盛りに咲いていた。

そりゃあ、この陽気だ。花も虫も錯覚するだろう。
人間様だって・・・いや、オレのゴルフは季節に関係なく錯覚してる。

週始めに立ち寄ったゴルフショップで、
46インチのドライバーを仕入れた。

オレが使ってるボールと同じメーカーのものだから
きっと、相性がいいだろうと、
ろくに練習もせず、本番に臨んだが
今までのとは、キックポイントが違う感じで
バラつき、スコアも91としょぼかった。

背中にうっすら汗をかくぐらいの好天気。
ワンラウンド終えて、食堂でコーヒータイム。

「こんな、絶好のコンディションで、もっといいスコアでると思ったけどな~」
「ゴルフは錯覚のスポーツっていうから」
ローソクがしみじみ言う。
「ベン・ホーガンかボビー・ジョーンズが言ってたよ」

午前の最終ホール、オレがドライバーを打ち終えると
ローソクがクラブを貸してくれというふうに手を出した。
オレの新品のクラブを打ちたいのかと差し出すと
「これ、オレんだよ」

同じようなヘッドの大きさのクラブだったので錯覚した。
というか、これは錯覚じゃなくてボケだ。

写真は朝一のグリーン。
風がまったくなく、このあと暖かくなった。