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長野新幹線で軽井沢の先の信州上田へ
そこから第三セクターの”しなの鉄道”で
テクノ坂城というところまで往復してきた。
久しぶりに電車のドアを自分で開け閉めした。

寒いと思って襟巻き(今時はマフラー?)をして行ったが
地元の人も今年は異常だと言う通り
日陰に少し雪が残るのみ。

少し早めに出て、午前中に上田城に寄った。
ご存知、真田昌幸が築き、徳川軍の攻撃を2度にわたって守り抜いた戦国の名城だが
オレには、子供の頃に読んだマンガの印象が強烈に残っていて是非訪れてみたかった城だ。

六文銭の旗の下、真田幸村と真田十勇士の活躍を描いた”サルトビ佐助”は
「少年画報」というマンガ雑誌に連載されていたと思ったが
猿飛佐助、霧隠才蔵、三好清海入道等が大活躍するストーリー。
これを知ってるかどうかで大体、歳がわかるというものだ。
(十勇士の中には根津甚八というのもいて、俳優の彼はここから名前を付けたのだ。)

もっとも十勇士と言っても実在の人物ではなく
大正時代に書かれた立川文庫が生んだヒーローだということだが
いかにもそんな連中が活躍しそうな雰囲気を持った場所だ。

城郭はないが、隅櫓や石垣、土塁が残っていて、
思い出のヒーロー達の、真田忍軍の、夢の軌跡を巡り
彼等の栄光の時代に思いを馳せてきた。

写真上:上田城 東虎口櫓門(ひがしこぐちやぐらもん)
    虎口とは城の通路の出口という意味。

写真中:真田石 幸村の兄、信之は松代移封の時、父、昌幸の形見にこの大石を持ち去ろうとしたが
    びくともしなかったという。

写真下:真田井戸 この井戸には抜け穴があって、城の北方、太郎山に通じていたという。

一番下:長野新幹線あさま 猿飛佐助も400年後に、こんなものが走るとは思わなかったろう。