2月、3月はまあまあだった沼津が、それ以降はさっぱり。
例年と違い、冷海水が海岸近くを通ったためといわれていたが
ここへきてようやく釣果が聞こえはじめた。
先々週、子供が一人で行って35cmを頭に8匹釣ってきた。
型は大きくないが数釣れりゃあ楽しめる。
どこかのファンドのまねではないが
聞いちゃった以上行くしかない。
満を持し、今朝3:00に起きてアホ親子で出撃。
気合が入って、現地到着後、一時間も車の中で日の出を待った。
しかし早く行くには訳がある。
そこは数年前に地元の釣具屋のオヤジに聞いた場所で、
他で釣れなくなった冬場はそこが絶好の場所で、
水深があり、まるで養殖場のように黒鯛が集まるという。
地磯だが、磯伝いには行けず、
すごいこう配のある急坂というかガケを上り下りせねばならない。
これが難点で、他で釣れている時はわざわざこんなところにはこない。
しかも、2~3人しか入れず、先行者がいる時はアウト!
だから早く行って、場所を確保するのだ。
ヒーコラ言って2往復、これで釣れなかったら二度と来ないぞ
と毎度おなじみのセリフを吐きながら
ダンゴ釣りの重装備を運んだ。
おまけに今日は、いっぱい釣って最後に黒鯛の集合写真を撮ろうと目論み
子供が無駄だと言うのも聞かず、でかいスカリまで持ち込んだ。
その急勾配の上には、城跡の石垣だけが残っている。
戦国時代の北条水軍の基地だったというが、
真正面に富士山を望み、さすがに良い見晴らしだ。
ここまでグダグダ書いたのでおわかりでしょう。
いつものことですが、
本日の本命の釣果はありませんでした。
8:00頃から西風が強くなり
持ち込んだ、スカリとタモは使うことなく
朝の気合はどこへやら、昼前にはヒャーッと家に帰り着いたのでした。