6年前に煙草をやめてからマッチを擦った覚えがほとんどない。
蚊取り線香に火をつけたり、花火をするのにも100円ライターである。
先日、京都に住む「右京」さんという方のブログにお邪魔し、
四条河原町の裏手にある小さなレストランの記事にコメを書いた折、
その近くにあったはずの喫茶店が”まだありますか”と尋ねると、健在だというお返事。
そういえば、確かあの頃のマッチがあったはずだと、
ず~っと引き出しに仕舞っておいたものを引っ張り出してみた。
「シュッ!」
40年前のマッチは、あの日と同じ匂いと光を放って燃えた。
今年のドラゴンズも、その炎で我々を勇気づけてくれた。素晴らしい光だった。
炎の先には 見果てぬ夢がある・・・
だが、オレは、このマッチの燃えさしを、どこに捨てればよいのか。