雨予報が晴れるのならまだしも、逆は心理的にも始末が悪い。昨日までの予報では降らないといってたので被っていったサンバイザーを、バッグの底から引っ張り出したきったない帽子に代えての第一打はどひっかけ。
おまけに2打目はOB。最悪のスタートホールは5オンの2パットで7。このコンペのプライベートハンデは4なのだから、ふざけんなよ!と怒りの矛先をもっていくのは雨しかない。そのあとどうにか堪えていたものの、またトリが来てジ、エンド。
「梅雨だから仕方がないよ」
という奴に
「だけど、昨日は降らないっていってたじゃないかよ」
と八つ当たり。
「早く、風呂入って帰ろうか」
とかいいながら、昼食。
午前48、午後は少し、持ち直して40でトータル88も30人中真ん中の15位。
結局、今日の敗因はスタートの第1打につきる訳で、それも毎回の出番で撥水加工の効き目も薄くなったカッパ(今時レインウエアーというのか)を着ての打ち急ぎイコール雨のせいだ。雨の時はなおさらゆっくりとわかっちゃいるけど・・・。
ハンデを14やった奴には10打勝ったが、ニギリのトータルは当然マイナス。
帰宅して、少し風邪気味だから薬をだしてくれと言ったら、ナニがしげしげとラヴェルを見ながらクスリの小ビンを出してきた。
「オイ、犬のクスリじゃないだろーな」
といったら
「間違うと、犬が大変だよね」
逆だろー。