ゆく春や ひっそりとウツギの白い花が咲いていた。ウツギは別名「ウノハナ」といい、「夏は来ぬ」に唄われているが、その種類が多すぎてホトトギスも迷うほどだ。写真の花もウツギの何という種類かわからないが、もしかしたらウツギではないかもしれない。H千葉CCの西コースと中コースが交差するところにある茶店の横に生えているウツギとは大分花の形が違う。いいかげんなもんだ。誰か知っていたら教えてください。 あれほど待ちどうしかった春もアッと言う間に過ぎて、西の地方では梅雨入りしたという。ゴールデンウイーク以後、すっきり晴れたのは数えるほど、はっきりしない天気が続く。このまま、こっちも梅雨入りしちゃうんだろうか? 行く春や 鳥啼き 魚の目は泪 芭蕉 この季節になると、なんとかのひとつ覚えで、この句が想いだされる。 芭蕉が「奥の細道」の旅に出る時に詠んだ句だが、その日もこんな天気だったとか。 明日は甥っ子の結婚式。良い旅に出て欲しいものだ。