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お祖母さんの一周忌に故郷の信州にいってきた。母の実家は神式で正確には一年祭というのだ。
横浜では桜の花を見ながら、車で出発したのだが、信州の春は遅い。梅がやっと咲いていて、都会の花がおわったあと、桜、桃、杏と一斉に花開くのだそうだ。

上の写真はパーキングエリアから撮った八ヶ岳。

お祖母さんは去年、102歳で亡くなった。
数年前、親戚の結婚式で、泊まらせていただいた折のこと、朝、式にでかけようとしたら、
「ハンカチはもったかね」
といわれた。
「お祖母ちゃん、オレももう50すぎてるんだから、心配してくれなくても、大丈夫ダヨ。」
と返事をしたが、あたりまえだが、いくつになってもお祖母さんと孫の関係に変わりはなかったナ。

下の写真はその実家の庭に生えている樹齢500年といわれる老松。皆、ことあるごとに松の横で記念写真を撮る。赤ちゃんだったオレの母をお祖母さんが抱いている写真もある。オレは初めて、写す側になって、お祖母さんが、梅の匂う頃生まれたからと言って「香枝子」と名ずけたオレのいとこの、そのまた娘にモデルになってもらった。