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朝、雨降りの中、J、U、AとH千葉東コースをスタート。皆、団塊世代だが、腹の出具合やハゲ具合が微妙に違うのと同様、生まれ年がすこしずつ異なる。同じなのは、皆「持病」があること。
「そりゃ、50年も60年も生きてりゃどっか、ガタくるよ」
「まあ、病気とはうまくつきあっていくしかねーな」
と慰めあいながら、しかし、オレがGOOD SHOT を打つと、
「線香花火が燃え尽きる前に光るのと一緒ダナ」
と悪態をつく。
「そういやあ、線香花火って自分のことをいってる奴で、随分ながもちする線香花火がいるな」
「今度、本人の前でいってごらん。大変、丈夫な線香花火ですねって」


ところで、上の写真、BGはベントグリーン、CYGとは、千葉雪印グリーンのことだ。CYGは千葉県と雪印種苗とが共同開発して、この3月から初めてH千葉CCで供用を開始したとのこと。寒さや病害虫に強く、冬場でも色が鮮やかだという。まだ、ベントより遅いが、ローラーを何度もかけだすと早くなりそうな感じ。

朝の雨は5ホール目ぐらいで上がり、昼からは陽がさしてきた。が今日はゴルフより、WBCの対韓国戦が気になる。携帯でチェックしながら、日本が4-0でリードと聞いて皆で歓声を上げる。
スコアは80前半で皆、似たり寄ったり、最終ホールあたりで又、ポツポツきだして、そうそうに帰路に着く。

アクアラインに通ずる高架を、ラジオで日本リードを聞きながらいい調子でとばしていると、うしろからついてくる車がある。ひきはなそうとアクセルを踏み込んだら屋根で急に赤ランプがクルクル。
ギャッ、メーターを見ればアーア。瞬間、この前捕まったのはいつだったかなとか、こりゃあ、野球の結末は聞けないなという思いが頭を駆け巡る。覚悟して、路肩に止め、免許証片手に車を出る。覆面から制服が一人駆け寄ってきていう。
「ここは何キロだか知ってる?」
「80キロです。すいません。」
うしろの覆面パトからは拡声器で
「飛ばしすぎだよー」
とどなられる。
ところが、
「今日のところは勘弁するが気をつけてよ」
という思いがけない言葉。
「エッ!」
と思ったがそそくさと車に飛び乗り逃げるように走った。
もしかすると、彼らも野球を聞きたかったのかな?

今日の天気同様、変な一日だったなー。