知り合いの中国人の王さんが旧正月で中国に帰って、お土産に「ロバ」の肉をもってきてくれた。私は今日は出勤で妻が受け取った。

なんでも、あちらでは「天上龍肉、地上驢肉」といって天界で最高に美味い肉は龍の肉であり、この世で食べられる最も美味い肉はロバの肉であるというらしい。

早速、というより早く食べないと危ないんじゃないかといって、
「だけどどうやって料理するの」
と妻。
「どうして、王さんに聞いとかなかったんだよ?」
焼いて火がとうらなかったらヤバイと結局、スキヤキスタイルで煮ることにした。
別に特別臭うわけでもないのに「臭い消し」とネギや春菊を入れて煮たのだが。

「できましたよ。」
といって妻が持ってきたものを早速食す。
「どんな味?」
「豚でもない、牛でもない、ウーン、なんというかなあ、ロバだ!」
味付けが少し甘すぎて春菊も効いて肉そのものの味が良くわからない。
ということは、案外上品なものなのか?

「おまえも食べろよ」
と妻に言っても
「わたしはいいです」

あした、ロバ肉効果がでるかな?