今日は、千葉県のC南パブリックコース。実は、来週ここでOTK会という40人ほどのコンペがあり、その下見ということでUさん、Aさんとの3人でラウンド。
OTK会というのは、年に4回あり、最近は大にぎり大会と化して、皆、名誉と欲を賭けての修羅場となっているのである。
ここでおおたたきでもしようものなら軽くウン万円がふっとび帰り道は果てしなく遠く打ちひしがれ、たたきのめされた気分で声も出ず、ただただ、次回のリベンジを固く心に誓い、明日から猛練習だと、その日だけの決意をし、逆に優勝でもした日にゃ、天にも昇ったこころもち、ふところはウハウハ、その後2週間は余韻に浸ってニヤニヤ思い出し笑い。という大会である。
だから前の週にプレーをしたなどと他のメンバーが知ればズッコイ奴等だと白い目でみられることは必至。が、我々にすれば、これも企業努力。とにかくあがってナンボだ。
朝、7:39のスタートに合わせ、7:00に到着、練習レンジでいつものように、AW,PW,Drを打ってからパターをやっていざスタート。
このパターンも勿論来週の予行演習だ。ところで、本日の天気予報は曇り、夕方より雨とのこと。今朝は大分冷え込みコースへ来る途中の畑は霜で真っ白。車の外気温表示はマイナス0.5度。グリーンが凍っているんじゃないかと心配したがそんなことはなく、風もなかったので、練習後は寒さは感じない。
スタートホールは2オン2パットのパー。他の二人はボギー。フッフッフッ。今日だってニギリをタテ、パタリンピック(ニアピン、バーディーの5ポイントを含む)、ヘビ、バンカーとやっているので、ヘタは打てない。下見だからといって、それはそれで勝負なのである。ちなみにヘビとバンカーというのは、各ハーフで最後に3パットをやった奴、バンカーにいれた奴が、マイナス5ポイントになるということだ。
6番までオレは2バーディー2ボギーのパープレー。結構ポイントも稼いでいい調子。が、7番ロングのティーショットをミス。その瞬間、うしろから、「ヨシ」という小さな声が聞こえたが---。ここをダボとし、8番ボギー、9番はパーでしのいで前半39。
ここのところ、Drの落ち際がスライス気味になっていて、原因がわからず呻っていたのだが、先週の木曜に練習をしていてフッときずいて右手の握りを左にかぶせ気味にしたらいいドローがでるようになった。たったこれだけのことだがなん十年もゴルフをやってきてまだこんなことで悩むのである。しかしおかげで午前は上出来。
午後。予報より早くパラついてきた。スタートホールからボギーを連発してパーが来ない。
なんホール目かに左に池のあるホールがあり、今日は所要があってこれなかったフッカーのJちゃんは来週きっとこの池にぶちこむぞ!ここに池のあることは黙っていようなといいあっていると、Aが「紙ないか?」といいだした。「何するんだ」というと、「ようこそJ様。お待ちしておりました」と書いた看板を立てようといって大笑い。いないと何をいわれているかわかったもんではない。
また、ここのカートは両側に雨よけか風よけかアコーデオンカーテンのようなものがついていて閉めると密室状態となる。こりゃ中で何しても外からみえないなとか、オレがミスショットをするとそのカーテンをピシャーと音をたてて閉め、「見なかったことにする」とかいってだんだんAペースに。挙句のはてには、オレのボールに向かって、両人差し指を突き出してムニャムニャムニャとお経みたいなことを唱えた後、ダフレーと奇声を発しだした。気をおくって念じてダフらせてやるんだと。アホか。今度は護摩焚きセットも持ってくるそうだ。
しかし、これがはやってしまい、3人でお経を唱えては、ダフれーとやりだした。そういえば、先々週あたりは、「1ペナフォー」とかやっていたし、夏ごろは、「OBです。残念!」がはやったな。ばかだね、まったく。というわけで下見プレーの意気込みも後半怪しくなり44。トータル83。Uさんはしっかり後半を40にまとめて84、Aは雨は苦手といいながらはしゃぎすぎの86。ニギリは誰も大怪我はなく,来週にむけての楽しいラウンドであった。
来週の結果を乞うご期待。