免疫の本に免疫ができたので、「免疫革命」を読みました。
私が理解したところは…
現代の主流である医学は、対処療法で、痛みや炎症などの症状を素早く押えてくれるけれど、その痛みや炎症こそ、自己免疫力によって直ろうとする過程なのだから、薬で押えこむ事、それを長く継続することは、体を弱めるばかり。一時的に、薬で症状を緩和することは否定しないけれど、決して長く続けてはいけない。
たとえば、頭痛薬や風邪薬など、薬に頼りがちな人は、免疫がいつも働く前に押えられてばかりで、自己免疫力が弱ってしまう。
一番辛い時は、薬で乗り越えてたとしても、我慢できる時は我慢したほうが良さそうです。
体や心のストレスを極端にためないような生活を心がけ、免疫を高める事が、病気にならない、または、病気を治すことにつながる。
やはり、何事もほどほどに。
そして、またしても、免疫の正体、白血球の細胞の話が延々と…
でも、戦士の物語があって、少し、面白くなってきました
いろんな細胞が役割分担し、連携をとって、病原などの敵と戦っています。
昔からいる「マクロファージ」、と新参者の「顆粒球」と「リンパ球」。
敵との戦いかたもそれぞれ。出動の時も、守るエリアもそれぞれです。
「マクロファージ」は、免疫世界の親分格で、なんでも食べてしまいます。それぞれの部隊に指示を出します。
「顆粒球」部隊は、細菌等が専門で、敵に駆けつけて食べてやっつけ、その後は死んでしまいます。
「リンパ球」部隊は、ウイルス等の細かい敵が専門で、武器を使います。
もっと細かい話だったハズなのですが…
「リンパ球」部隊には、
殺し屋「ナチュラルキラー細胞」と敵に合わせた武器を作るように指令する「T細胞」。T細胞に支持されて武器をつくる「B細胞」がいます。一度戦った敵に使った武器は記憶して、再戦に備えます。
リンパ球は、戦う時に、サラサラのしょう液になるので、風邪ででる水っぽい鼻水は、リンパ球が戦った証しだそうです。
なんか、ゲームソフトができそうな感じになってきました。
このあたりまでの理解が限界です~
これからは、炎症が起きていたら、顆粒球が戦ってくれたんだな。とか、水っぽい鼻水がでたら、リンパ球が戦ってくれたんだ。とか、注意深く観察したら、辛い症状も楽しくなってくるかもしれませんね。