伊豆栄
上野「伊豆栄」でランチです。上野の池之端は、江戸時代は武家屋敷が立ち並んでいて、明治に至っては森鷗外やら夏目漱石、樋口一葉、石川啄木といった文人が程近いところに居をかまえて散歩コースにしていたそうで、さりげなく歴史的に有名なところです。
で、その池之端、不忍池のほとりに店を構えているこの伊豆栄、意外にもお値段はリーズナブル(あくまで鰻平均のなかで、ということですが)。
写真は、伊豆栄弁当(刺身)¥2,625-。刺身の代わりに天ぷらがついているやつも同じ値段です。
弁当は刺身バージョンにして、別途、穴子の天ぷらを塩で食う。
鰻はタレ薄め、ご飯は硬めで、バッチリ。刺身の中トロも旨い。
うーん、なんて贅沢な昼食だ。
そして腹ごなしに上野公園を歩き、博物館をまわって帰る。
気分はさながら、明治の文人にでもなったつもり。気分だけはね。
昼に贅沢しすぎたのと、歩き疲れて面倒になり、夜は駅そばですわ。
しかも駅ナカでSuica決済だもんな。気分は一気に現代へ。