うなぎ 藤田
またまた、ウナギを食べるためだけに乗りなれない電車に乗ってまいりました。今回は、東京は東京でも自然が多く残る日野市の住宅街の中にある「うなぎ 藤田」です。
中央線に乗って新宿から約30分。実は所要時間だけ見ればそれほど遠くではありませんが、途中から緑多めに変わっていく車窓の風景から、ずっと遠くに来たような錯覚に陥ります。
豊田駅を降りて、こじんまーりした商店街を抜け、住宅街に入って10分弱、目的地に到着。車での来店が多いみたいですね。
店に入ると、家庭的(ホントに家族だと思うけど)な店員さん達に案内され、着席します。
山花川と3種あるうちの、花を注文しました。真ん中ってのがどうにも日本人的だな~なんて少し自嘲気味ですが、¥2,100-、最上級の山でも¥2,600-っていうお値段はそこそこ良心的ですね。待つこと10分前後、花の到着。珍しい四角形の重箱です。
山椒をかけていただくと…素晴らしい!引き締まった身にしっかりと炭火の焦げ目がついた、いい鰻です。
タレはさらっと丁度良い濃さと辛みながらも、コクがあります。
旨い。旨いよ鰻って。箸の上下がどうしても忙しくなります。いかんいかん、ゆっくり味わって食わねば。
大満足で、腹ごなしに浅川まで散歩。最初は多摩川?なんて土地感のなさを露呈した勘違いをしかけましたが、浅川っていうのは多摩川の支川らしくて、野鳥がいたりして、まだ自然が残っています。
川を渡ると、京王線が通っており帰りは京王線で。
JRは新宿~豊田間¥460-。
京王線は平山城址公園~新宿間¥330-。
京王って安いですね。高架にしたり地下化したりするのも早かったし、投資が終わったら電車賃を下げたこともあったし、私鉄の鏡だな。
それに引き換えわが地元の西武線ときたら…もうちっと頑張ってほしいな~