2006年08月25日

【小説】アイルランドの薔薇

テーマ:Book Review


石持 浅海
アイルランドの薔薇

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出版社/著者からの内容紹介
 南北アイルランドの統一を謳う武装勢力NCFの副議長が、スライゴーの宿屋で何者かに殺された! 宿泊客は8人――そこには正体不明の殺し屋が紛れ込んでいた。やはり犯人は殺し屋なのか? それとも……。宿泊客の一人、日本人科学者・フジの推理が、「隠されていた殺意」をあぶり出してゆく!
 本格推理界に衝撃を走らせた期待の超新星の処女長編!

内容(「BOOK」データベースより)
 南北アイルランドの統一を謳う武装勢力NCFの副議長が、スライゴーの宿屋で何者かに殺された!宿泊客は8人―そこには正体不明の殺し屋が紛れ込んでいた。やはり犯人は殺し屋なのか?それとも…。宿泊客の一人、日本人科学者・フジの推理が、「隠されていた殺意」をあぶり出してゆく!本格推理界に衝撃を走らせた期待の超新星の処女長編。
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 ふれこみ通り、コテコテのミステリ。
 アイルランドという舞台設定がヒネリが効いていて楽しめました。

 正直、北アイルランド問題などは詳しくないし、アイルランドと言われてもU2くらいしか出てこないのですが、何となく日本の田舎に相当するような、素朴ながらも、土着感というか、因習縛り感というか、英国に蹂躙された怨念が根底のところに渦巻いているような、そんなおどろおどろしい印象があって、ミステリの土壌としては結構イケてるかも。(アイルランドの皆さん、テキトーな感覚で書いてしまってます。すみません)

 ところで、著者が日本人だからだろうけど、主人公の日本人科学者フジはすごくカッコよくキャラが作られてますね。
 探偵でもないのに、注意力と洞察力ありすぎ。しかも咄嗟の判断とNCFの兵士をも手玉にとる体さばき、只者ではなさすぎ。作中でも、さりげなくスゴイ人に惚れられるし。

 途中の犯人探しの議論は少々中だるみしますが、あまり話は長くないし、途中でとってつけたように更なる殺人?が起こるしで、一気に読めます。

 最後は、「ああ?コイツが?」「なにい!コイツか!」「おっとコイツもか!」みたいに、一見、アイルランドの田舎の山荘に偶然あつまったように見えたキャラ達が次々に…

 超新星!ってことで売り出し中の著者。次々書いているようなので、他の作品にも期待。


BGM->U2"Achtung Baby"1991


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