ちょろり(恵比寿) | 本を片手に街に出よう

ちょろり(恵比寿)

ちょろり 恵比寿といえばエビスビール発祥の地。

 最近ではガーデンプレイス(最近じゃない!)、ゼスト(ウェディングPartyとか多い)、超ギョーレツの出来るキムカツなど、遠くから人が集まる有名どころも出来ているが、そんななかでちょっとした隠れ家的スポット化しているのが、ここ「ちょろり」だ。

 この店が隠れ家的である理由。その1は、その立地。
 ガーデンプレイスの脇というか外れ、\1,500-でちょっとしたコース仏料理が楽しめる日仏会館のある坂道を下り…と思わせて更に脇の路地をちょっと入ると、「俺のハンバーグ山本」通称「俺ハン」、またその隣には、立地の悪さか?はたまた従業員の教育の悪さか?やっぱり肝心の料理か?原因は定かではないが開店後数ヶ月であえなく閉店の「HISAMA'S Kitchen」…の次に入っている韓国料理「ワンス」(なんだかよさげ)があり、「ちょろり」はそれらの向かい側にある。
#たかが立地を説明するのにだらだらと読みづらい文章で申し訳ない。
 とにかく、ちょっと分かりにくい場所なのだ。
 まわりも住宅が多く、ラーメン屋があるようには見えない。

 理由その2。
 開店時間帯が遅番シフトしている。特に夜は、明け方までやっている。
 そのせいか、地元の住民や、朝帰り覚悟の若者達、ビミョーにスタジオ関連?の人達などが集い、夜中であっても適度な混雑が保たれているのだ。
 混雑というと隠れ家と相反する状況かも知れないが、まったく関係ない世界の住人で適度な人ごみ、が重要なポイントだ。
 客が自分たちだけ、というのでは話が店じゅうに響き渡ってしかたがないし、あまりに同じ世界・世代の客ばかりだとそれはそれで、なんとなく気分がでないし。

 まあ何しろそんな「ちょろり」肝心のラーメンは、極細麺に干しニンニクと鶏ガラ醤油のつゆが特徴的な台湾風だ。
 醤油は甘いので賛否あると思われる。塩とか味噌、チャーシュー、五目、ワンタンなどもあるのでお好みで指定を。

 そして理由その3。
 つまみ系メニュー多数。味付もやし、中華風冷奴、チャーシュー、味付肉盛、黄身が二つの味卵、なんこつ、メンマ盛、そして当然、ギョーザなど。
 酒はビールと紹興酒のみのシンプルな品揃えなのだが、このつまみ軍団はそそる。
 じっさい、周囲を見渡すとラーメン食べてる客よりも、つまみとビールで盛り上がっている客多数at2.30AM。
 3件目くらいで、ぐだぐだとディープな話題を展開しながらつつくにはイイ雰囲気のお店なんだな。
 最後は、ラーメン\600-か半チャーハン\400-で〆るのがオススメ。


というわけで、ウェスティンホテルで結婚式&ゼストで二次会&「ちょろり」で三次会なんてどおかな?
終電はチェックしておこう!
じゃないと「シェスタ」に泊まるハメに…ウェスティンといいたいトコロだが庶民なのでそれはムリ!