えるびす(池袋東口) | 本を片手に街に出よう

えるびす(池袋東口)

えるびす 今日は風が凄かったっすね。

 眼鏡のフレームに青銅器時代並みの緑青がついてきて、もお限界!ということで眼鏡を新調しに行くため、池袋を徘徊した。

 昼時だし、飯はどうしよ~かな~、と思いつつ、誘蛾灯につられる虫のごとく、東口の「えるびす」へ。
 つけめんや豚骨もあるが、フツーのラーメンで。

 いろんなダシが混ざってそうな醤油味で、背油がうようよしている、いわゆる醤油とんこつ、麺は中細硬めで、結構あっさりしているが実は塩分多そうな感じの味である。

 ものすごく有名店らしいのだが、自分的にはフツーでは?と以前から感じつつも、あまり癖のないラーメンを食べたい時はつい入ってしまったりする。

 チャーシューご飯がオイシイのだけど、自分的にはラーメン+ライスは封印しました。ここんとこ多忙につき食いに走る傾向が多く、体重が「量的緩和解除が必要です」状態であるため、今後は引き締めモードで。

 この店、名前はあの「エルビス・プレスリー」からとったものなのか?どうも調べたら違うらしいケド、それは無視してエルビス・プレスリーネタで勝手に話を進めると、彼がどんな活躍をしてどんな功績を残したかはファンが沢山いるだろうからそっちに任せて、彼の生まれはミシシッピ州で、ハリケーン"カトリーナ"で大ダメージを受けた南部の州だ。

 ミシシッピ州と言えば、名の由来の通り、ミシシッピ川、ミシシッピ川と言えば、トム・ソーヤ。なんかどっかの議員みたいに飛距離のあるこじつけだったが、むかし世界名作劇場でやっていたアニメ版でミシシッピ川沿いを走るトム・ソーヤが思い出される。

 マーク・トウェインの原作は読んでないけど、このアニメは自分の脳内イメージにある「古きよきアメリカ合衆国」の雰囲気全開で、好きだった。何と言っても、話の展開が明るい。

 世界名作劇場は「フランダースの犬」とか「母をたずねて三千里 」といった、ちょっと悲しげなバックグラウンドの物語が多いのだが、その点このトム・ソーヤとか「ふしぎな島のフローネ」とかは明るい冒険もので、幼少のころは毎回わくわくしながら観たものだ。

 DVDとか、出ているのかな?と思って探してみたら、編集版みたいでしたが、ありましたよ!


バンダイビジュアル
トム・ソーヤーの冒険 完結版

 そしてなんと、「フローネ」は全話揃って出ている!



バンダイビジュアル
ふしぎな島のフローネ(1)

 むむ…これは…オトナ買い欲求が…BOX版とかないのかな?
 地元のレンタル・ショップも、こういうのを揃えてほしいんだよね~

 「トム・ソーヤ」も好きだったが、「フローネ」は更に好きである。
 誰かが書いてたけど、今の子供も、こういうのを観たほうが良いような気がするね!
 何とかマンが悪を倒す!おりゃ~!何とかキック!とか、そんなのばっかり観てオトナになったらマズいことになるかもよ。

 眼鏡を買いに池袋、から、エルビス、そして世界名作劇場、とかなり強引に自分の世界に持って行ったが、たぶん同年代の読者は同じように世界名作劇場で育ったはず。池袋ローカルのらーめん屋の話題よりは、共感度UPだと予想。


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