NET&COM2006 | 本を片手に街に出よう

NET&COM2006

ネットBOXに雨の中きばって行ってきました。


 日経コンピュータ(広告が多くてちょっと騙された感もあるが、たまに特集がイカしてるために、別れようと思いつつも付き合い続けてしまうIT業界向け雑誌)の購読権がついているので、それにつられて有料セミナーを申し込んでしまい聴きにいったんですが、卒倒するくらい退屈だったので途中で抜けて、展示会へ。

 ここ数年不景気だったせいか、この手の展示会は心なしか元気ない感が漂っていましたが、今年は景気の先行きも良くなって来たのか、どこも派手にアピール合戦をやってます。

 景気回復感を感じさせる具体的な現象として、コンパニオンの数が多いような気がします。あと、どこもアンケートに答えてもれなくプレゼント!みたいなことをやってました。
 各社だんだん絨毯爆撃風攻撃重視の営業になってきたみたいですな。



 しかしコンパニオンのお嬢様方がアンケート用紙をちらつかせて道行く来場者にアピる姿が通路の先までずーっと続く光景はなんだか繁華街に迷い込んでしまった錯覚をしてしまいます。
 いかんいかん、オヤジかオタクじゃないか、しまりのない顔で微笑みかけるコンパニオンにふらふらと寄っていこうとする自分を抑えつつ、仕事に関係ありそうなブースだけ手短に観てまわります。

 ここで知ってても何の役にも立たないコンパニオン雑学その1。

 コンパニオンってつま先の位置や、スカートの端の位置、視線の位置を合わせるために、各人それぞれの身長調整用ハイヒールを履いているんだそうです。
 広告アピールのプロフェッショナル達はシークレットな部分で努力をしているのですね。



 帰り際に、100円で10分間インターネットが出来るコーナーを発見。

 新橋で食べる夕飯をどこにするか、思わず検索してしまいました。

 このアイデアって、もっと普及しないですかね。昔の電話BOXのように、ネットBOXっていうのが街中にあっても良さそうな気がするんですが。

 NTTさんとか折角持ってる電話BOXの資産を転用してやってくんないかな。
 (しかし現実にはどんどん減ってますね…ネットBOXのアイデアがイケると思ったら是非やめずにおいたほうがいいですよ)

 例えば、1分10円とかにすれば回転率も多少良いだろうし、それで日中10時間の使用率30%としても1,800円/日。30日で54,000円だから半年~1年で元が取れるのでは?無理?

 問題は酔っ払いに破壊されたりとか、メンテナンスコストがかかるのでしょうかね?
 正拳突きでも割れない液晶ディスプレイ、叩いてもジュースこぼしても動作し続ける強靭なキーボード、ひっぱっても切れないコードでボタンも頑丈なマウスがあれば、耐久性もあがって実用性が出てくるのではないかと思います。
#電子機器に、家電のように一般社会に溶け込めない弱みがなんとなく漂っているのは、この辺のデリケートさ故だと思うな…

 誰か有識者が、まじめに計算&検討してみてほしいなあ。

 どうせイキオイで敷いた光ファイバとか、余ってるでしょ?e-Japanという「IT土建国家」構想のもと、一年で数件しかないような申請システムとか無駄なシステム沢山作るよりは、ネットBOXに予算つっこんだほうがいいかもよ?

 おばあちゃんでも小学生でも、ちょっとネットBOXで探し物をして街を闊歩する社会。いいじゃないですか。
 国民のPCリテラシ底上げが出来て、電子立国に役立つと思いますが!


 …すみません雑学その2はありません。