山崎屋 | 本を片手に街に出よう

山崎屋

山崎屋埼玉県の県庁所在地は?
それは、日本で唯一東西南北の駅名が存在する、浦和。
そして、天皇杯Vでボルテージ最高潮の浦和レッズの本拠地、浦和。

という訳で、名実ともにJリーグ屈指のチーム、浦和レッズとその熱狂的ファンの皆様に敬意を払い今回は赤で行きます(読んでいただける皆様、目が疲れるでしょうがご容赦ください)。

休日だったので遠出しました。
といっても自宅から電車で接続がよければ1時間以内なので感覚的に遠いだけですが。

県庁所在地の割には大宮の台頭などもあって自分的には何となく地味な印象の浦和ですが、江戸時代の五街道の一つ、中仙道(旧「中山道」)も近くを通り、由緒正しい宿場町といったところでしょう。結構、社寺仏閣や老舗があるようです。

#「旧中山道」を「いちにちじゅうやまみち」と読んだ某女子アナがいたらしい…

さてこの山崎屋もそんな老舗の1つでしょうが、HPをみると「創業不詳」だって。
よく創業~年といった老舗の売り文句がありますが、創業不詳ってのは「あんまり古すぎてよく分かりません」ということなんでしょうが強烈なキャッチコピーですね。

伝統を鼻にかけない気さくさとユーモアが感じられ、何となくいい店である予感がします。

こぎれいな木製階段を上って2F店舗に入ると、畳ながらも足が下ろせる座席に座布団が整列した明るい店内。

入り口にちょっとした鶴や人の置石がありますが、浦和レッズの帽子やバンダナなどをかぶってます。うーん、やっぱりそうか。流石はJリーグ随一の地域密着度合いを誇るレッズですな。

肝心の鰻は、並上特上の違いは量だけです、ということなので、上で行きます。
(こういう説明をつけてくれているところも○ですね)

汁物は別注文。自分は割と「赤だし」派です。

ごはんが硬めで旨いです。タレは超控えめですが、鰻のほうも炭焼きの香ばしさがしっかり堪能できる良品。

いや~雰囲気良い店で、幸先良い初鰻でした。


鰻重(上) ¥2,100-
赤だし ¥300-



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