祇をん 松乃 | 本を片手に街に出よう

祇をん 松乃

松乃




 出張ついでに、修学旅行以来の京都立ち寄り。


 最古の劇場「南座
」を眺めつつ、アーケードを歩いて直ぐ。


「おこしやす~」って感じで案内され着席。京都弁ってだけで上品度合いがUPしたような錯覚が。#実際、内装、雰囲気も落ち着いた感じで良いですが




 重にしようと思ったが名物だと言うので「鰻せいろむし」を注文。


 ふわふわの卵が中央に陣取っておりへらみたいな道具がついてる。


「せいろむし」というだけあって蒸してあり熱い!熱い!あまり準備なくばっくり口に放り込んだら火傷しそうになった。




 味は…若干薄めです。タレが置いてあるのだがタレも薄味。


 うどんのつゆなんかも良く論争になるが、関西はかつおだし薄めで関東はしょうゆ味濃い目。昔西日本出身の人から「関東の蕎麦つゆは真っ黒でどろ水じゃね~か」とか心無いことを言われたりしたこともあるが、京都の傾向は薄味なんでしょーか。


#うどんはかつおだし、蕎麦はしょうゆ味、それぞれの良さがあり一緒に議論は出来ないと思うが。昔TVで「高速道路のドライブインのつゆが、どこから関東→関西になるか?」みたいなことをやっていて、ひたすらドライブインでうどんを注文するっていう番組があったな…


 でもきも吸はびしっとパンチが効いた味で、旨かったです。湯葉が入ってるのも良かったし。




 多分、「せいろむし」ももっとゆっくり味わうべきなのだろう。どうもサラリーマン根性で、せっかちに早く食べる癖が…




 かぶりつくな!ゆっくり食え!それが京都の正しい楽しみ方みたいだ。






 せいろむし ¥3,150-


 きも吸 ¥365-