池袋 | 本を片手に街に出よう

池袋

 元旦の池袋を買い物がてら散歩。
 池袋は私鉄2路線、地下鉄3路線が乗り入れる大ターミナル駅である割には、どこか垢抜けない雰囲気が残っている。
 都庁&高層ビル群で絵的にも副都心らしい新宿や、小さくて特徴的な店が多く道も入り組んでいて、キッチュなアジアンテイストと流行発信基地の雰囲気をかもし出している渋谷に比べると、何となく特徴に乏しいが、主に東京北西部および埼玉方面からのポータルとして人だけは沢山入ってくる街、それが池袋である。
 出来た時は高さ日本一その他で結構話題だったサンシャインも元々は巣鴨プリズンという拘置所(刑務所?)だったせいか?何となく色あせた感じがするのは気のせいだろうか?(サンシャインというネーミングが新聞折り込み広告のマンション名っぽくてダサいからかも)

 そんな池袋も「池袋ウエストゲートパーク」でかなり世間の認知度はあがった。実際の池袋は立教大を始め沢山学校があったり、東京芸術劇場があったりと、文教の街としての側面もあるのだが、そんなの知るか!どうでもいいじゃん、と言わんばかりの、クール&ポップ炸裂系ドラマである。
 だいたいウエストゲートパークって呼ぶところがセンスいいね。普通に言うと池袋西口公園、なんだけど。渋谷でなくて池袋ってところも、日常とドラマの境界線として絶妙な舞台設定である気がする。あんまり非日常的でも感情移入しづらいしねえ。
 当時はドラマに感化されて危ない人達が集まってきたりしないかと心配したものである。それはそれで懐かしい。




タイトル: 池袋ウエストゲートパークBOX(限定盤)