【小説】ニューロマンサー

第一回は「ニューロマンサー」ウィリアム・ギブスン、1986年。
IT(というかコンピュータ)に興味を持ったきっかけの一つ。そういった意味では人生の岐路(大袈裟だが)。最近また引っ張り出してきて読み直している。
映画「ブレードランナー」の原作として有名な「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」と並び、SF小説としての世間の評価はもはや古典の域。
最初読んだのは学生だった気がする。洋書なのに冒頭シーンが日本の千葉から始まるせいか妙に親近感がわいたのを覚えている(写真はイメージ画像であり本書とは関係ありません)。
かなりとっつきにくい文体で、何度か読み直さないと面白みが出ない(自分の場合は)。
今のSF映画やアニメにもMotifにした或いはInspireされたのではないかと思われるシーンが沢山あるのでその手の業界人には相当影響を与えたのではないかと推測している。前述のブレランや某緑色の3部作なんかはもろに…
BGM[1]->PINK"FINAL MIX"1988
(PINKならどのアルバムでも雰囲気が出ます)
BGM[2]->BILLY IDOL"Cyberpunk"1993
(コアなファンには不評みたいだが、それなりに気分が出る。一応「本書のための」アルバムなので…)

著者: ウィリアム ギブスン, 黒丸 尚, ウィリアム・ギブスン
タイトル: ニューロマンサー