なんで人並みにコミュニケーションとれないんだろうなあ。
コミュニケーションとる気になるときもあるが、いざとなると今度は声が出ん。少しも声が通らない。自分の声が自分の耳に届かないほど。
聞き返されるならまだしも、声を発したことに気づかれない。
力を入れて声を出すと裏がえる。
声を出すことに疲れるし、もともとそんなに人と喋りたくもないわけで、面倒くさくなって無口になると、さらに声帯が怠けて、声は出なくなる一方だ。
腹筋をして、複式呼吸をするのだと、発声の練習で言われたよなあ。昔。
そんなことしなくても、大抵の人間はあたりまえに、低めのテンションでも声は出せてるのに。
頑張って声ひり出して、やっと自分の耳にかろうじて届くていど。
数歩先の相手が困惑した顔で「何か言ったか?」と言いたげな表情を浮かべる。
人と気の利いた適当な会話が浮かぶ頭は無いわ、いざというとき声は出ないわ、人に興味持てないわ、頑張って改善させるモチベーションもないわ、ウンコハンデが多いんだよ。
まあ、こんなどうでもいい悩みをウジウジ考えていられるというのは、まだまだ平和な毎日ということで、悪くはないのだろう。
1ミリも自分に価値を見いだせないが、そんなことを呑気にいってること自体が、とても贅沢だな。大体、自分の価値を見いだそうとしている無意味な時間があるというのは、よほど暇だということだ。
私自身の無能さが許される今の環境は、大変恵まれている。