なんだか今通っている保育所では、子どもの進級に際して、世話になった先生に寄せ書きをするのが毎年の恒例だったようだ。
私はあまり温かさを持ち合わせない人間だということを自覚した上で言うと、「いや、寄せ書きとかいらねーだろ」と、秒で思っちゃう方だ。
転校か卒業する小学生女子同士がやっていそうなイメージかな。
丁度、小六ん時にサイン帳というのが流行ったが、各々が持ってるサイン帳の最終ページに寄せ書きを書きまくってた時期あったっけ。書いてもらった分だけ友達多く見えるから、普段付き合いのない人からも書いてくれと頼まれたりして。
私はサイン帳自体買わなかったんで、人のサイン帳埋めるだけ要員だったけど。
寄せ書きという発想をする人って、そういうのの延長上にいるのかなあ。
私は昔から人徳が無いので、そうした寄せ書き文化にやっかみがあるのかもしれん。どーせ俺なんて、寄せ書きもらえねー側の人間だしね、卒業式に部活の後輩から花束もらったりしねーから。部活入ってないけど。
で、保育所の話なんだが、
今年は寄せ書きをしないことになったらしい。
寄せ書きを渡す先生の線引きが難しく、もらえる先生もらえない先生がいることや、コロナで役員がなかなか集まれないとか、進級したら次年度も同じ先生が担任になったとか、まあなんだかんだ理由があるらしい。そんなこんなの話が、保護者LINEで回ってきた。
役員さん大変だ。
そんなことまで議題に上がるのか。
“いろいろ意見のある人もいるだろうが、今年はこういうふうに決まったので、ご理解ください”という内容であった。
「うんにゃ!寄せ書きは重要だ!」と食い下がる人がいるとは思えんが…そんな人いるんだろうか。
けっこう「寄せ書きどうでもよくない?」と思ってる人いるんじゃないかなあ。もらう側の先生にも。
どうしても寄せ書きしたいなら、卒園するときに保育所宛にまとめて一枚と、その時の担任に一枚とかでいーんじゃないか?(もう、それすらいらないと思ってしまう私だけど。)
この、「しょーもな」なことに時間や労力を取られる感じと、そのしょーもないことを“どうでもいいと思われるかもしれないが、人間の温かいつながりのため重要なのだ!子どもにもつながりを大事にする子に育ってもらいたい!そういう大人の姿を見せるのだ!”とか正義に置き換えられる押しつけがましさ、贈られる相手への恩着せがましさが、大嫌いなのだ、私は。
先生にお礼の気持ちを伝えたかったら、先生が空いてるときに言葉で言わせてもらうよ、あたしゃ。時間がなかったら連絡帳にでも書かせてもらうさ。
もって生まれた性分なので、よほど人生観が変わる出来事でもない限り、私は変わるまい。